第39回 “スイッチ”

2016年 03月 22日

3連休が終えて、心身共にリフレッシュできましたでしょうか?
休み明けは気持ちが抜けやすいように感じますので、「ラジオ体操」など準備運動をし、気を引き締めてから作業を行いましょう。

では、第36回目の今回は「スイッチ」についてお話しします。
スイッチといえば
・押し釦スイッチ
・カムスイッチ
・非常停止スイッチ
・リミットスイッチ
などお話ししたと思いますが、今回は「プルスイッチ」についてお話します。

まず、プルスイッチとは、引っ張ることで接点の「ON」、「OFF」を切り換えるものです。
一般的にスイッチに「紐」がついており、身近なものでいうと、「照明の切替え」に使われています。

制御盤では非常停止スイッチに使っていたものもあり、紐ではなくスイッチの頭を引っ張り接点が外れる構造でした。
私の中で、非常停止スイッチは「押しボタン」の視点でしか見ていなかったため、初めて使ったときは混乱しましたが、施設によっては「非常スイッチは引くのが常識」の場合もありますので、確認しましょう。

制御盤ではほとんどみないものですが、「機械側」で使う場合もありますので、「制御盤だけしか見られません」とはならないようにしていきたいですね。


次回は「危険予知その4」についてお話しします。


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