第29回 “配線図”

2015年 12月 28日

今年最後の更新となります。
来年からは、より一層勉強してまいりますのでよろしくお願いいたします。
 
では、第29回目の今回は「配線図」についてお話しします。


まず、配線図とは、ここでは「制御盤の配線」を表した図面を指します、この通りに配線をおこなうことで、装置や制御機器を動かします。
「展開接続図」や「回路図」といったりします。


基本的にはJIS規格に沿った作図されています
規格の変更によるシンボルの変更がありますので、「リレーってこんなシンボルだっけ?」ということがあったりします。
見覚えのないものが出てきた場合は調べる癖を付けましょう。


前回と同じようなものの場合、「古い規格のシンボル」を使用することがあります。
折を見て新しい規格のシンボルに変えてあげましょう。


この図面が間違っていると、「動作異常」や「故障」に直結する為、気になった場所や間違っている箇所を見つけた場合は設計者に「質問」していきましょう。
誤解を与えるような図面になってしまうと、「誤配線」の原因となり、「不良」になりますので、「分かり易く明確」にするようにしましょう。


私は配線図の経験はまだ改造や修正による配線変更程度で、「イチ」からの設計はありませんが、先輩社員やお客さんの図面を見ながら少しずつ手を加えられるようになりたいです。


次回は「危険予知」についてお話しします。


前の記事へ 記事一覧 次の記事へ