第23回 “制御盤内の線の色”

2015年 11月 16日

先週、昼夜の気温差にうまく適用できず、体調を崩してしまいました。
ウィルス性の風邪の疑いがあるかもという事でインフルエンザの検査を受けましたが、 結果は「陰性」でひとまず安心しました。
数年前に、「風邪ひいてすぐに検査してもインフルかどうかの判断がつきにくいよ」と言われた記憶がありますが、今では検査の精度が上がったのでしょうか・・・?


では、第23回目の今回は「制御盤内の線の色」についてお話しします。


制御盤内の配線の色は、「主電路」、「直流」、「交流」、「アース」で分けられ、その中でも「主電路」は「R相」「S相」「T相」でさらに色分けされる場合があります。


これは、客先の仕様によって様々で「アース=緑」以外は「この色で覚えていたら正解」がありません。
例えば
施設A:「R:赤」「S:白」「T:青」「直流:黄」「交流:青」「アース:緑」
施設B:「主電路:黒」「直流:青」「交流:赤」「アース:緑」
など、様々なパターンがあります。「必ず」指定されたものを使いましょう。


施設Aは「T相」と「交流」の色が一緒ですが、「線の太さ」が違うので、間違えることはまずありません。この「線の太さ」も重要で、これも仕様によって異なりますので、場数を踏んで覚えていきたいですね。

次回は「制御盤の仕様書」についてお話しします。


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