第20回 “ノイズフィルタ”

2015年 09月 28日

先週、ソフトの不具合で現場へ行ってきたのですが、作業後に「ここは改良出来そうだな」と気づいたところがいくつかありましたので、張り切ってメモをとって来ました。


第20回目の今回は“ノイズフィルタ”についてお話しします。


まず、ノイズフィルタとは、ノイズを取り除くもので、シーケンサやパワーサプライなど、【ノイズで誤動作事故の起こりやすいもの】に対して使われる【電気のろ過器】のようなものです。


通常は、誤動作が起こって欲しくない機器近くに設置され、ノイズフィルタからは線をよって配線します。これを“ツイスト線”や“より対線”と呼び、ノイズを入りにくくする効果があります。よらずにそのままシーケンサに取り付けてしまうと、ノイズを取り除いても、また入ってきてしまい、効果がありません。


以前、ノイズフィルタからシーケンサまでの配線をツイスト線にした時はなかなかうまくいかず、「より」というより、「1本の線に巻きつけている」ような感じになってしまいましたが、ぜんまいを巻くようなイメージでよると、比較的綺麗に整えられるようになりました。もっとやりやすい方法があれば、追記していきます。


次回は“DINレール”についてお話しします。


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